「ワインの国」イタリア

イタリアは風土(気候・地形・土壌)がワイン造りに適しているので、古代ローマにワイン造りを教えたギリシャ人は、イタリア半島の全域でワインが造られるようになったのを見て、羨望(せんぼう)の気持ちを込めてイタリアを「エノトリーア・テルス」(ワインを造る大地)と呼んでいました。今日のイタリアではぶどうの栽培面積は77万ha(2007年)、ワインの生産量は第一位のフランスの504万kℓ(2005―2007年平均)に続き、476万1kℓで第二位、414万kℓで第三位のスペインと共に世界の3大ワイン産出国の地位を占めています。

イタリアワインは他国には見られない多様性に富んでいます。例えば白・赤・ロゼワイン、弱発泡性のフリッザンテ・発泡性ワインのスプマンテ、陰干しして糖度を高めたぶどうで造るアルコール度の高い辛口・甘口のパッシートやレチョートワイン、ワインを蒸留して得たアルコールをワインに添加したリキュールタイプのワインなどがあり、味わい豊かな郷土料理と組み合わせることによってさらにその魅力が引き立ってきます。